2013年2月4日月曜日

静かな静かな、再会ツアー。



僕らは20年前に出逢った。あの頃はまだ明日のことを「将来」と呼んでいて、終わろうとしている青春に気付いてさえいなかった。青春の残滓にまみれながら強引に「将来」を舵取りしようとして。 

「15年後なにしてるかな」と言ってそれぞれの道に別れたけれど、こうして集まってみると、そんなことどうでもよかったんだとようやく分りました。 

20年の時間通りに成長し熟しはじめた5人の音は心躍るもので。再会の短い時間に泣いて笑って天に昇って地に落ちて。のどに引っかかった小さな骨もとれて。もういいんじゃないかなって。 気が済んで心にポッカリ穴が空いて。

ねえ、こんなにいい音楽やってるのに、誰も有名人にならなかったね。いいじゃない。そのうち誰か気付くよ。 

静かな静かな再会。次が無ないから輝いたひととき。 静かにそれぞれの道に帰っていきました。
15年後なにしてるかな。そのときあなたは70歳。 まあいいや。
いつも通り、いつものように「お疲れさまでした!」という笑顔の写真。


最後にこのメンバーが1997年に参加したアルバムの写真。まだ懐かしくはないけど。

http://www.geocities.jp/beach_side_piero/discography/den002.html

2012年11月27日火曜日

クリスマス&絵本CDお披露目

12/17(mon) "book"プレゼンツ クリスマスイベント開催!
随時全国ツアー中の作曲家・種子田博邦の新作、絵本CD「希望の使い」発売記念を兼ねたクリスマスパーティーを行います。
場所は 本に囲まれたヘアメイク "book"さん。テーマは「本」繋がり!
チェロには蒲谷克典、唄は女性作詞家の竹久琴。
今回パーティーの入場料をいただきませんが、絵本CD(¥1500-)やアルバム、グッズを一部以上お買い求めいただき、運営にご協力下さい。

ドリンク(赤ワイン、白ワイン、ほか)スナックあります(全¥500-)
飲み物の持ち込み、シェア、歓迎ですので、どうぞご自由に!
場所:目黒区平町1-25-16野村ビル2F「book」お問い合わせ:03-3724-5530(定休火曜)

2012年11月25日日曜日

「嘉例川だより」という樹の植樹祭。

築110年を超える(1903年(明治36年)1月15日に営業を開始)駅舎で知られる嘉例川駅の近くにある中福良小学校の恩田由起子先生が3年かかって作られた美しい曲(樹の苗)「嘉例川だより」を嘉例川地区に植樹する旅をしてきました。

日本の霊峰・霧島連山の麓谷「嘉例川」で恩田先生によって産み落とされたこの曲が「歌い継がれていってほしい」と私は心の底から強く思いました。しかし私に出来るのは、この美しい曲(苗)を植樹するお手伝いだけです。

植樹祭が終わったら(CDが完成したら)曲が根付いて「自力で大きくなる力をつけるまで」私は遠くから「付かず離れず」見守っていくことしかできません。

中福良小学校で本当に「初めて演奏したとき」の映像。
http://youtu.be/e5bvUksTjD8




この地球では一年間に100万曲を超える新曲がリリースされます。しかしそのなかで歌い継がれたり、残っていく曲は10,000分の1もありません。音楽は放っておくと朽ち果てて消えてしまう「儚い生き物」なのです。

樹が根付いて、中福良小学校の校庭の栴檀の巨木のように大きくなり唄い継がれるためには、地元の皆さんが水をやり、追肥をし、ときに枝をはらい、大雪や大風が来れば折れないように支える必要があります。

この樹を大人が見上げて物思いに耽ったり、子供たちが囲んだり登って遊ぶようになるにはきっと30年以上かかるでしょう。

どうぞ皆さんで見守ってあげて下さい。
恩田先生、おめでとうございました。
このような機会をありがとうございました。


補記:
なお、この録音やお披露目に至るまでの作業は、養護教諭山元知子先生はじめ、中福良小学校職員の皆さん、私による編曲と演奏や録音、歌い手の小城勝一さん、山下まさえさん、サックス奏者の中園亜美(Ami Nakazono)さんの演奏など全て、関係者ご家族のボランティアによって支えられています。(CDプレス工場に支払う実費全額と種子田の旅費(東京鹿児島間を一往復)の一部は、恩田先生の「私費」で賄われます)。

嘉例川駅:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%89%E4%BE%8B%E5%B7%9D%E9%A7%85

忌野清志郎氏の遺作となった「Oh!RADIO」に使用された嘉例川ロケ映像。