2012年11月27日火曜日

クリスマス&絵本CDお披露目

12/17(mon) "book"プレゼンツ クリスマスイベント開催!
随時全国ツアー中の作曲家・種子田博邦の新作、絵本CD「希望の使い」発売記念を兼ねたクリスマスパーティーを行います。
場所は 本に囲まれたヘアメイク "book"さん。テーマは「本」繋がり!
チェロには蒲谷克典、唄は女性作詞家の竹久琴。
今回パーティーの入場料をいただきませんが、絵本CD(¥1500-)やアルバム、グッズを一部以上お買い求めいただき、運営にご協力下さい。

ドリンク(赤ワイン、白ワイン、ほか)スナックあります(全¥500-)
飲み物の持ち込み、シェア、歓迎ですので、どうぞご自由に!
場所:目黒区平町1-25-16野村ビル2F「book」お問い合わせ:03-3724-5530(定休火曜)

2012年11月25日日曜日

「嘉例川だより」という樹の植樹祭。

築110年を超える(1903年(明治36年)1月15日に営業を開始)駅舎で知られる嘉例川駅の近くにある中福良小学校の恩田由起子先生が3年かかって作られた美しい曲(樹の苗)「嘉例川だより」を嘉例川地区に植樹する旅をしてきました。

日本の霊峰・霧島連山の麓谷「嘉例川」で恩田先生によって産み落とされたこの曲が「歌い継がれていってほしい」と私は心の底から強く思いました。しかし私に出来るのは、この美しい曲(苗)を植樹するお手伝いだけです。

植樹祭が終わったら(CDが完成したら)曲が根付いて「自力で大きくなる力をつけるまで」私は遠くから「付かず離れず」見守っていくことしかできません。

中福良小学校で本当に「初めて演奏したとき」の映像。
http://youtu.be/e5bvUksTjD8




この地球では一年間に100万曲を超える新曲がリリースされます。しかしそのなかで歌い継がれたり、残っていく曲は10,000分の1もありません。音楽は放っておくと朽ち果てて消えてしまう「儚い生き物」なのです。

樹が根付いて、中福良小学校の校庭の栴檀の巨木のように大きくなり唄い継がれるためには、地元の皆さんが水をやり、追肥をし、ときに枝をはらい、大雪や大風が来れば折れないように支える必要があります。

この樹を大人が見上げて物思いに耽ったり、子供たちが囲んだり登って遊ぶようになるにはきっと30年以上かかるでしょう。

どうぞ皆さんで見守ってあげて下さい。
恩田先生、おめでとうございました。
このような機会をありがとうございました。


補記:
なお、この録音やお披露目に至るまでの作業は、養護教諭山元知子先生はじめ、中福良小学校職員の皆さん、私による編曲と演奏や録音、歌い手の小城勝一さん、山下まさえさん、サックス奏者の中園亜美(Ami Nakazono)さんの演奏など全て、関係者ご家族のボランティアによって支えられています。(CDプレス工場に支払う実費全額と種子田の旅費(東京鹿児島間を一往復)の一部は、恩田先生の「私費」で賄われます)。

嘉例川駅:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%89%E4%BE%8B%E5%B7%9D%E9%A7%85

忌野清志郎氏の遺作となった「Oh!RADIO」に使用された嘉例川ロケ映像。


2012年11月14日水曜日

「新しい聖歌」の世界。


絵本CD「希望の使い」
心暖まる「新しい聖歌」の世界を、じっくりとお楽しみ下さい。

インターネットでのご注文窓口はこちらです。
パソコン http://ws.formzu.net/fgen/S48626454/
携帯電話 http://ws.formzu.net/mfgen/S48626454/
ご予約いただいた皆様には11月17日に発送いたします。

試聴はこちらをご利用下さい。12ページ8曲。33分の物語です。
アルバム「希望のつかい」はこれまで3枚のアルバム「読書のための音楽」「音楽との旅」「心のベルを鳴らす」を発表してきた種子田博邦が「聖歌」をテーマに、竹久琴、デザイナー大久保創と共に作り上げた「絵本CD」です。

作詞とヴォーカルを担った竹久 琴(たけひさ こと)は旧い聖歌をオリジナルの歌詞で見事に生まれ変わらせ、その強いきらめきを放つ感性で周囲を驚かせました。

美しい「本」はこれまで多くの広告デザインで高く評価されてきた「大久保創」の手によるものです。私的にこっそり積み上げてきた宝の山「大久保創の世界」を初めて惜しげもなく披露した記念すべき一作となりました。

制作協力"Small Hands"(内田光太郎)
協力:篠原紙工