Fotosintesi Acquerelliana part.3
会場:蔵前タイガービル(指定文化財)
とても良いライブになりました。フィレンツェのアカデミアで学んで帰国している西山タカスケ氏と共に即興でアートと音楽を創りあげようという試みでした。このタイガービルは関東大震災で全滅した蔵前に建てられた「復興ビル」です。そのあとの太平洋戦争でも生き残り、今に至る「これからの歴史建造物」です。
場所(空間)のインスピレーションと、人のインスピレーション。
コントラバスの名手である石井さん(石井康二)は即興演奏が大好物なので、もう楽しそうで仕方がありません。
「調合家」の日沼紀子さんをお迎えして、ライブパフォーマンスのインスピレーションからスパイスハーブティーを作っていただくという試みは素晴らしい結果に。
日沼紀子さんの新刊、素晴らしいんです!
「スパイス&ハーブ料理の発想と組み立て: 調合家が提案する新しい使い方とオリジナルレシピ」
開演前から開場がいい香りで満たされました。
加工する前のハーブとスパイスは「色」が綺麗です。
タカスケさんはご自分で刷られた「モノタイプ(版画)」をModule8というVisual jockey softwear に流し込んで開場を彩って行きます。
日沼紀子さんからは「とても刺激的でした」との言葉を頂きました。スパイスハーブティーのブレンドは全て根拠のあるもので、爽やかさや透明感、最後に重厚さ(コントラバスからのインスピレーション)が加えられた美味しいものでした。
西山タカスケさんがスケッチブックへのドローイングを撮影、リアルタイムで投影し、「我々の上に」鉛筆画を乗せて行きます。小人が大男に持て遊ばれているようで、こそばゆい。楽しい。
石井さんとの即興はスリリングで刺激的です。演奏し足りないので最後に石井さんと「普通の曲」も演奏しました。勝手にアンコール2曲。
タカスケさんありがとうございました。さすがモノが違います。
会場を快く提供して下さった写真スタジオSceneの大野さん、Tommyに感謝。
手応えあり。またやりましょう。
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