2015年12月25日金曜日

九つの物語

「あなたに平和がありますように
 あなたの願いがかないますように
 あなたが喜びに満たされますように
 あなたが自由でありますように」
(「ガビオタの海」から)

三浦久さんのライブに伺いました。
唄にのせて語られる「九つの物語」三浦さんの人生の物語。
仲間、家族、社会、友達、、
心に潤いが染み渡る感動のひとときでした。
編曲と演奏の”やぎたこ”さん、もちろん小山卓治さんも素晴らしかったです。


私の至らぬ主観でご紹介するよりも、プロフィールやWEBエッセイを見ていただいた方が良いかと。
初めて三浦さんにお目にかかったのは1999年に三浦さんが出された「ガビオタの海」というアルバムCDの制作にアレンジ(編曲)と演奏で参加した時です。

アルバム制作は「追憶の60年代カリフォルニア」の原稿を読み合せするところからスタートしました。



2015年の新しいアルバムで”やぎたこ”さんはとてもいい仕事をされたと思いました。軽やかで風景に草木を添えるマンドリン、そよ風のようなフィドル、海のようなピアノが全編にわたり丁寧に配置されていました。
あの素朴なのにフワッと暖かく豊かな「ガビオタの海」を聴いた時、16年かかってようやくひとつの答え合わせが出来たように思います。今の私ならこの満点の答えを出すことができるかな。


これまでの集大成となる素晴らしいアルバムの誕生を心からお祝い申し上げます。

辰野であの美しい庭に立ち、思い出したのは1998年の夏の美しい芝。50代になられたばかりの三浦さんの姿。それが今の私とさほど変わらぬ年齢であること。時の流れの速さを実感し、心が震え、やっと涙を堪えました。三浦さんと多くの方々の出会い。これまでの素晴らしい物語、これからの人生の物語。
ここで今読み返す「追憶の60年代カリフォルニア」には、あの頃わからなかったことが沢山見えて来るような気がします。いや、まだまだですね。

三浦さん。
これからもお身体をいたわって長く歌い続けてくださることを心からお祈り申し上げます。

本当におめでとうございます!

2015年10月30日金曜日

Kagoshima Wonder World プロジェクションマッピング

この秋は結構な数の広告音楽の仕事を済ませて、鹿児島での国民文化祭にあわせた「Kagoshima Wonder World」というプロジェクションマッピングの準備で鹿児島に長期滞在しています(故郷なので「帰省」なのだけれど仕事なので・・「滞在」かな。)

制作期間200日。入魂の作品。維新の留学生が見た新しい日本、イギリス、世界、産業革命、夢見た現代、未来を壮大な映像化。ぜひ足をお運びください。

近況はこちらで更新中です。
https://www.facebook.com/tanedahirokuni

プロジェクションマッピング詳細。
Kagoshima Wonder World












2015年5月29日金曜日

ChiyoTiaのアルバム発売!!

Chiyo Tia​は日本で生まれてハワイで育ったシンガーでかなりイケてるサーファーだ。僕は南国九州生まれなのに屋内プールしか知らない日焼け知らずのインドアのピアニスト。初対面ではまるで関係ない人だと思っていたけれど、気づいてみたら10年くらい付かず離れず近所でミュージシャン付き合いしている。

ティアは太陽と海と仲間に囲まれて、仲間に愛されてたくさんの旅をして、よく笑ってよく怒りよく泣いて忘れっぽい人(たぶん)だ。実にくるくると可愛らしくて、じつに伸びやかな歌を歌う最高のシンガーだ。

ティアが、皆んなが待っていたアルバムを、やっと出した。

おめでとう!

こんなに素晴らしいアルバムで何曲も弾かせてくれてありがとう。
ChiyoTiaの音楽監督を務めているのは僕のファーストアルバムでサイコーのギターを弾いてくれた浜中裕司だ。敬愛するポンタさん(村上PONTA秀一)やベースの金沢さんも参加している。凄腕チェロの蒲谷くんも。Yujiさんやポンタさんとも出会って20年になるなあ。何度もなんども旅をした音楽仲間。

最高の気分!

http://spaceshowermusic.com/ds/news/36939/
https://youtu.be/JDGO_nhR9LQ


2015年5月9日土曜日

日本縦断の演奏旅行終了〜新プロジェクト

日本を縦断する旅が終わって、新しいプロジェクトがスタートしました。Macbook Pro & Ableton LiveとLaunchpadも活躍する場面も多くなりそう。ピアノもたくさん弾きたい。共演者も増やしたい。プロジェクトは夢を広げられる最初が一番楽しい。バンドはバンド名を決めるときが楽しい。クルマと電気製品はカタログをみているときが一番楽しい。
 さて、オホーツク海と国後島を望む知床の東側ではちょうど数百メートルの隆起という大事件に遭遇して目撃してきました。羅臼。
 北海道ではこれまで2回フラれているクリオネ(夏に行くと寿命が終わっている)に出会えた。夢がひとつ叶った(笑)。喜びの勢いで手紙を6通書いた。15年ぶりくらいに行った「はまなす通り」にあるアリババ21で演奏。

北海道の「こまさん」が1週間私たちを付きっ切りで面倒みてくださいました。伝兵衛さんを支援してきて下さった皆様へのご挨拶の旅もこれでひとつの句読点になったんじゃないかと思います。

羅臼・ゆうみんさん、広島から駆けつけてくださった黒飛伸二さん、常呂・尾崎さん、松平さん、金澤さん、紋別・見上さん、北見・高山さん、音楽屋のみなさん、お世話になりました。音楽は演奏を続ける限り永遠に残ります。音楽にお別れはありませんね。
羽田に戻ってきてそのまま渋谷のテラプレーンに直行。RIKISONさんたいへんお世話になりました。セッション仲間の皆様にも感謝です。
成瀬くんはライブ終了後そのまま名古屋へ。石井さんは和歌山へ。
雑草抜き、スコップ、ショベル、筋肉、植物、汗、買い物、美術館、美味しいもので気分転換!


この初夏から初めて組む新しいチームとの仕事。いいもの出来ますように!まさかの最年長(うわー)。声は小さく。笑顔で謙虚を心がけなくちゃね・・。

2015年3月20日金曜日

3年目の「嘉例川だより」

霧島市の中福良小学校の卒業式にメッセージを贈るようになって3年め。CD製作させていただいた曲「嘉例川だより」が紡ぐ縁に感謝。そして、おめでとう!子供たち。 http://ow.ly/i/a1950